5年1組

2024年04月24日 17:35
3月7日

『ペレのあたらしいふく』

ベスコフ 福音館書店

『おそうじ隊長』

よしながこうたく 長崎出版

『寿限無』

工藤ノリコ

少年ペレが材料の毛を刈るところからはじめて、いろんな人に助けられて自分の服をつくりあげ、最後に羊にむかって「あたらしい服をありがとう」というお話です。服ができたのを自分の手柄にせず、羊への感謝を伝えるラストは幸せな気持ちにさせてくれます。

よしながこうたく氏三島移住を祝して「わんぱく小学校シリーズ」から『おそうじ隊長』、六年生のお兄さんがかっこいいお話です。もうすぐ6年生になるみなさんへふさわしいと思って選びました。

時間調整のために『寿限無』、「言える人は一緒に言ってね」というとみんな声にだして「じゅげむじゅげむ」と言ってくれました。



2月14日

『タケシのせかい』 

文 室井滋 絵 長谷川義史 アリス館   

パパの部屋には秘密の箱がある。「絶対開けちゃだめ!!」と言われると気になって仕方がない。ある日、学校から帰るとタケシ1人、チャンス!!と思って開けてみると?? パパからの手紙とドクロの瓶が・・5つの質問に答えていくと・・おはぎの隠し味は何?から始まって、タケシのクラスの友達や近所のおばちゃん達を自分とは違うけど、認めてるタケシが可愛い♡ 質問に答え終えて、ドキドキしながらドクロの瓶を開けると・・かいたことのない匂いが・・まさかのスカンクの匂い パパの仕事は香水作り・・「どんなものもきっと役に立つのさ、人だって同じだよ」のパパの言葉が響きます。     ☆昇降口の壁に《言われてうれしかった言葉大作戦》と子供達がそれぞれ書いたものが貼ってありました。みんなそれぞれ褒められたら嬉しいよね!! みんな違うから面白いし、認めあって生活していきたいよね。ウェルビーイング《心や身体、社会環境の中で幸せを感じる状態》で自分らしく楽しんでいきましょう。


12月13日

『あらしのよるに』

きむらゆういち 講談社

ほとんどの子が知ってましたけど、また、聞きたいの声が多く、読みました。みんなが集中して、聞いているのがわかり、このお話しすごいなと思いました。

『おかあちゃんがつくったる』

長谷川義史 講談社

これも知ってる!でも、聞きたい!と言われ読みました。私的になんともいいお話しなので


11月8日

『ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビアトリクス・ポターものがたり』

文 リンダ・エロビッツ・マーシャル

絵 イラリア・アービナティ

訳 おびかゆうこ あかつき出版

まずはじめにみんなはピーターラビットを知っているのか?

さわりとして、質問をしながら、知らない子供たちに向けて福音館刊行の『ピーターラビットのおはなし』をかいつまんで紹介しました。

(本を読んだ、家に絵のついたお皿がある、などと手を挙げてくれた子供たちはクラスの半分程でした)

自らの発信力で絵本作家/イラストレーターという職業を持ち、社会と関わりを持つ先進的な女性として生きたビアトリクス・ポター。

彼女が作品の題材とし、大切にしていた田舎(イギリス湖水地方)の風景を都市開発から守るため、晩年の彼女は土地の購入や生活基盤の向上に私財を投じます。

そして、彼女が守ろうとしたふるさとの風景は、結果としてみんなの大切な財産となっています。

現在持続可能な社会を達成するため、SDGsという略称で自然を大切にしていく取り組みが進んでいますが、自分が守りたい土地のためにここまでやる人がいたんだよ、ということが子供たちに知識として伝われば良いなと思いました。


9月20日

『月とアポロとマーガレット』

ディーン・ロビンズ 

評論社

先日の十五夜をきっかけに何か月にまつわるお話しをと...アポロ計画の責任者、マーガレット・ハミルトンの物語です。

子供の頃テレビで見た、アポロ11号の月着陸の映像は今も鮮明に記憶に残っています。

世紀の一瞬の裏で、影の立役者としての彼女の活躍と頼りなく見える設備のギャップには驚かされます。

マーガレットが抱いた沢山の疑問、考えて、取り組んで...そんな好奇心を今の子供たちにも大切にして欲しいと思います。

『皆さんのお父さんやお母さんは月着陸の様子をTVで見てはいないと思いますが、きっとおじいちゃんやおばあちゃんは見たと思うので、お家に帰ったら聞いてみてください』と投げかけると、目を丸くして頷いてくれる子も...楽しい時間でした!


6月21日

①どろんこハリー

ジーンジオン・文
昨夜、動物の動画をテレビで見ていたら、どろんこになるのが好きな犬がたくさん出てきて、急にこの本を思い出しました。みんな小さい頃に読んだようです。懐かしそうに楽しんでくれました。
②小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。
原田剛 文
先月5の2でも読みました。はじめは、皆お母さんが本当に鬼になるホラーを想像するようで、ナスビを売らされる場面までそう思っているようです。その後、お母さんが入院し死んでしまうと話が進むに連れ、子供たちの表情が変わっていくのが、わかります。「自分の力で生き抜くたくましい子」に育って欲しいという作者の意図が少しでも伝わっているといいなと思います。


6月7日

「しあわせなときの地図」

 文 フランヌニョ

 絵 ズザンナセレイ

 訳 宇野和美 ほるぶ出版

 昔のヨーロッパの戦争で敵が攻めてくるため、明日の朝、町を離れることになった女の子ソエ(ZOE)。町の地図の自分の好きな場所に順番にしるしをつけていき、順にむすんだら不思議にもZOeという線になりました。ソエは皆んなと同じ10歳です。そのことがわかった時、みんなちょっとしーんとしました。その地図をたたみかばんに大切にしまい込んだところでお話しは終わりです。

「最初の質問」

 詩 長田弘

 絵 いせひでこ 講談社

空、雲の形、ありがとうと何回言ったか、夕陽の沈む時祈ったことがあるか? ひとつひとつ具体的な質問を詩人が聞いてきます。生徒たちは質問を考え、元気に答えてくれました。大人になったら読み返してほしいと思いました。


5月17日

「齋藤孝のイッキに読める!名作選小学5年生」

講談社より

「字のない葉書」  向田邦子

今の子供達には遠い昔話となった戦争時代のお話。まだ字が書けない下の妹の疎開に宛名だけ書いた大量の葉書を持たせて「○か×だけ書いて毎日送るように」と伝える父の愛情と今ではなかなか書か無くなった手紙の良さ、今の幸せな世界、など読み手によって色々な感想があると思います。すぐ読める短い良い話がたくさん入ってて読み聞かせより実際の読書おすすめです。

4月19日

『プラスチックの惑星地球』

藤原幸一

ポプラ社

プラスチックのゴミが大量に捨てられて、分解されずに溜まり続けている...。そのプラスチックのゴミを食べてしまったり、ごみがひっかかることで亡くなってしまう命がたくさんある。

便利と引き換えに...多く失っているものがあること。

ひとりひとりかま地球のためになにができるか、考え、問うこと...すこしでもまずは知ることにつながってくれたならかと(^^)


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