6年1組

2024年04月24日 17:33
3月7日

『ぼくがここに』

詩 まど・みちお

絵 きたむらさとし 理論社

まどみちおさんの詩にきたむらさんが絵を描いた本。1フレーズに見開きのイラストがあり、想像の手助けになります。6年生になると、詩の授業で字だけでイメージすることをやったかな?と思いこの本を選びました。みんな静かに聴いてくれました。


『スマイルショップ』

きたむらさとし 岩波書店

街に出かけた少年が、色々なお店を巡りながら何におこづかいを使うか考えます。しかしおこづかいを側溝に落としてしまい、残ったお金はたったいちまい。落ち込みながら歩くと「スマイルショップ」の看板を見つけます。スマイルかえますか?とたずねる少年に、店のおじさんは言います。スマイルはおかねでかえるものではなく、こうかんするもの。そして、だれかとわけあうもの。アクシデントがあってもおじさんとスマイルをこうかんして、周りの人がわらう姿にも気がついた少年でした。


『カッパもやっぱりキュウリでしょ?』

シゲタサヤカ 講談社

夜中、カッパがキュウリの自販機で買い物をした帰り道でたおれた大きなキュウリ(!)を見つけます。かぜを引いていた(!)キュウリを食べるために下心から介抱するカッパですが、なんだか日が経つ事にキュウリの様子がおかしいような......。

起承転結、全てに「え?」と思う漫画のような面白い絵本でした。6年生にもいけるはず!と読むと、キュウリの自販機のくだりで既にみんな興味津々。ページが進む事にリアクションがあり、皆内容に惹き付けられたようでした。


2月14日

『スティーブン・ホーキング』

キャスリーン・クラル

ポール・ブルワー 文

株式会社 化学同人

副題:ブラックホールの謎に挑んだ科学者の物語


スティーブン・ホーキングは子どもの頃、本を読んだり星空をながめたり機械を分解したりするのが大好きでした。

彼はいつも『なぜ?どうして?』と色々なことに疑問を持っていました。ALSという病気になって体がだんだんと動かせなくなっていっても、好奇心を失わず宇宙についての研究を続けて人々がおどろくような発見をいくつもなしとげました。21歳の時に余命2年と宣告された彼が76歳でその生涯を閉じるまで

スティーブン・ホーキングは、勇気、ユーモアのセンス、そして果てない好奇心を味方につけて人生を進んでいきました。

『どう生きるか?』のヒントになってもらえたら嬉しいです。


1月17日

『おさびし山のさくらの木』

宮内富貴子・文

奥田瑛二・絵

この時期が来たなあとしみじみ思いながら、卒業を控えた6年生に毎年読んでいます。

生命の儚さ、不思議さを感じてくれたらうれしいです。


『手作り英語紙芝居

「3匹のこぶた」』

楽しそうに集中して見てくれました。



12月13日

「最初の質問」

 詩 長田弘

 絵 いせひでこ

 講談社

今日は空を見ましたか?雲のかたちは?いい日とはどんな日ですか?ありがとうと今日口にしましたか?(それがいい日と関係あるのかな?) 窓の向こうに何が見えますか?(思い出せなかったら後で見てみて下さい)

夕陽の沈む時祈ったことがあるか? (夕陽の沈むところは皆んな見た事がありました)あなたの知らない人にとって幸福ってなんだと思いますか?(隣のお友達にも、自分とはちがう心があって、幸せの事を考えているとあらためて気がついてビックリした生徒がいたようです。)

ひとつひとつ具体的な質問を詩人が聞いてきます。生徒たちは思いだし、考え、元気に答えてくれました。

最後の「あなたは言葉を信じていますか。」 

 世の中で起きている事を言葉で説明しようとしても真実の表層の10パーセントくらいしか伝える事は出来ないものだ。でも、この詩人はそれをよく知った上で、言葉ですべてを伝えようと頑張っている。みなさんも言葉の力を信じて、言葉を大切にして勉強を続けてください。と、私見を話して終わりました。

 大人になったら読み返してほしいと思いました。


11月8日

①もうじきたべられるぼく  

作 はせがゆうじ      

発行所 中央公論新社     

②ぼくはなきました     

作 くすのきしげのり    

発行所 東洋館出版社    

①もうじき食べられちゃう子牛が生まれ故郷の牧場の母牛に会いに行くのですが・・最初は私語があったものの絵とお話しに聴き入ってくれてたかな。(TikTokで300万回再生されたと言うお話しです。) 食育?覚悟?生きる?母への想い 色々考えさせられるお話しです。  

② そうた君はお母さんや友達の良い所探すのは簡単だったけど 自分で自分の良い所を探すって難しくって泣きそうに・・・でもいっぱいあるはず!! 先生がていねいにメモしてくれました。 誰かに認められるって自己肯定感上がるし積極的にもなれるし自信もつくよね!!短所だと思ってたとこが長所だったり・・みんなも自分の良いところ見つけてね 


9月20日

『ふしぎな月』

冨安陽子・文

理論社

『クマと少年』

あべ弘士

ブロンズ新社

久しぶりの6年生でした。少しおしゃべりできましたが、いい子達だ!と思いました。絵本を読むことで、私が今この子達に伝えたいことをと思い選び、しっかり届くようにと、読んでいるのですが、私の思いが、少しでも届きますように。


6月21日

「ねこって こんなふう?」

ブレンダン・ウェンツェル 作

石津ちひろ 訳   講談社

普段私達が見ている猫は、実は他の動物達には同じように見えていない?!最初にその説明を読んでから読み始めると、同じ猫が太ったり今度は細かったり。毛が生い茂った山のように見えたり、なんでそんなふうに見えるの?本当に?やばっ!こわっ!普段は静かに聞く6年生でも色んな声があちこちから聞こえ始めて読んでいて楽しかったです。


「ねこの看護師ラディ」

淵上サトリーノ 文  上杉忠弘 絵

講談社

「ラディはほんとうにいる猫です」瀕死の状態で保護施設に連れてこられた黒猫が、自分の命だけで無く次々と奇跡を起こします。生命の大切さ、諦めずに寄り添う事も教えてくれるあたたかい本です。


5月17日

「野球しようぜ! 大谷翔平ものがたり」

文:とりごえこうじ

絵:山田花菜

世界文化社

大谷翔平選手が野球を始めたきっかけからドジャースへの移籍までがわかりやすく描かれています。むずかしい言葉は使われていないので3、4年生でも理解できる内容だと思います。


4月19日

『かみなり』

内田麟太郎

ポプラ社


『ぼくがラーメンたべてるとき』

長谷川義史

教育画劇


さすが六年生、しっかり前を向いて聞いてくれました。

『ぼくがラーメンたべてるとき』はページをめくるたびに次は何が出てくるのかと興味を持って見ているようでした。

最後に表紙を見せて再びタイトルを読むと、みんな遠くに旅行をしてきたような、いい表情をしていました。


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